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【品種紹介03】カベルネ・ソーヴィニヨン

【品種紹介03】カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワイン用品種で、味わい深さと複雑なアロマが多くのワイン愛飲家を魅了しています。今回はカベルネ・ソーヴィニヨンについてご紹介します。 世界中で栽培されるメジャーな品種 赤ワインと言えばまずはカベルネ・ソーヴィニヨンを覚える人も多いのではないでしょうか。カベルネ・ソーヴィニヨンは黒ブドウの王様と呼ばれるほど代表的な品種。実は小ぶりで果皮が分厚く、病気や害虫に対する耐性が強いため栽培がしやすいのが特徴です。   濃厚で力強い 若いうちは青みのある清涼感がありますが、熟成が進むと口当たりが滑らかでカシス、ブラックペッパー、スパイス、ストロベリー、杉、チョコレートからなる複雑な味わいと香りが生み出されます。濃いルビー色でタンニンが豊富。濃厚な果実味が感じられ、しっかりした味わいに仕上がり長期熟成に向いている品種です。   おすすめのカベルネ・ソーヴィニヨン 【コンゼルマン】カベルネソーヴィニヨンほのかに甘味を感じ比較的あっさりとした味わいなので、和風に味付けしたステーキと一緒に。牛丼にもおすすめです。牛丼の甘めのタレとワインのバランスの取れた渋みと酸味がうまく溶け合います。■容量:750ml■タイプ:ミディアム■アルコール度数:13%   【ライフ】バックヴィンテージカベルネソーヴィニヨン2024オンタリオワインアワードで金賞に輝いた最高級赤ワイン。冷涼地のワインとは思えないほど熟し、果実の味わいが口いっぱいに広がります。ピリッとした生姜がアクセントになった牛肉のしぐれ煮と一緒に。上品な甘みと牛肉の旨味が、スパイシーな香り漂うワインと綺麗に合わさりお互いの味を高め合います。   いかがでしたか?カナダ・オンタリオ州の赤ワインはフルーティーさ特徴で、日常の食事とよく合います。ぜひお試しください。

【品種紹介03】カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワイン用品種で、味わい深さと複雑なアロマが多くのワイン愛飲家を魅了しています。今回はカベルネ・ソーヴィニヨンについてご紹介します。 世界中で栽培されるメジャーな品種 赤ワインと言えばまずはカベルネ・ソーヴィニヨンを覚える人も多いのではないでしょうか。カベルネ・ソーヴィニヨンは黒ブドウの王様と呼ばれるほど代表的な品種。実は小ぶりで果皮が分厚く、病気や害虫に対する耐性が強いため栽培がしやすいのが特徴です。   濃厚で力強い 若いうちは青みのある清涼感がありますが、熟成が進むと口当たりが滑らかでカシス、ブラックペッパー、スパイス、ストロベリー、杉、チョコレートからなる複雑な味わいと香りが生み出されます。濃いルビー色でタンニンが豊富。濃厚な果実味が感じられ、しっかりした味わいに仕上がり長期熟成に向いている品種です。   おすすめのカベルネ・ソーヴィニヨン 【コンゼルマン】カベルネソーヴィニヨンほのかに甘味を感じ比較的あっさりとした味わいなので、和風に味付けしたステーキと一緒に。牛丼にもおすすめです。牛丼の甘めのタレとワインのバランスの取れた渋みと酸味がうまく溶け合います。■容量:750ml■タイプ:ミディアム■アルコール度数:13%   【ライフ】バックヴィンテージカベルネソーヴィニヨン2024オンタリオワインアワードで金賞に輝いた最高級赤ワイン。冷涼地のワインとは思えないほど熟し、果実の味わいが口いっぱいに広がります。ピリッとした生姜がアクセントになった牛肉のしぐれ煮と一緒に。上品な甘みと牛肉の旨味が、スパイシーな香り漂うワインと綺麗に合わさりお互いの味を高め合います。   いかがでしたか?カナダ・オンタリオ州の赤ワインはフルーティーさ特徴で、日常の食事とよく合います。ぜひお試しください。

【今更聞けないワインの知識04】世界中で人気上昇中のオレンジワインって?

【今更聞けないワインの知識04】世界中で人気上昇中のオレンジワインって?

世界中で大流行し今では定着したオレンジワイン。赤、白、泡、ロゼに続く第4のワインとして注目のワインです。今回は製造方法や合う料理についてご紹介します。   オレンジワインとは? 名前からオレンジで造ったワインと思いがちですが、オレンジワインは白ワインの一種。白ブドウを果皮や種と一緒に発酵し造られたのがオレンジワイン。 オレンジワインの歴史は古く約8000年前までさかのぼります。それが最近になって認知されたのには、二つの理由があります。   オレンジワインが人気な理由 ●ナチュラルワインブーム 人気を集める理由の一つは、近年のナチュラルワインブームの影響です。ナチュラルワインは過剰な添加物を極力避け、ブドウ本来の魅力を引き出すワインのことを言います。白ワインは自然の酸化防止剤であるタンニンを持たないため、赤ワインに比べると酸化防止剤が必要になります。 しかし、オレンジワインは赤ワインと同じようにタンニンがあるため、添加を控えたワイン造りが可能。白ワインをオレンジワインとして造ることで、添加物を少なくすることができるのです。そうして添加物の少ない最新のワインとしてナチュラルワインブームに乗り、世間に認知されました。 ※オレンジワイン=ナチュラルワインではありません。   ●合う料理が多いオレンジワインは白ワインにはないタンニンと果実味、酸味やミネラル感が特徴で独特な厚みのある味わいになります。これらの特徴によって様々な料理と合うのです。 白ワインではワインの味が負け、赤ワインでは渋味が辛味と喧嘩してしまい、ワインを合わせることが難しいスパイシー料理と非常に相性が良いです。チーズやシーフード料理、和食にも合います。   オレンジワインの醸造方法 オレンジワインは、白ワイン用のブドウを赤ワインのように果皮や種と一緒に発酵させます。果皮と一緒に発酵させる過程で、タンニンや色素が抽出されることで、オレンジワイン独特の風味や色合いが生まれるのです。   オレンジワインの美味しい飲み方 オレンジワインは、冷やして飲むことが一般的ですが、冷やしすぎると渋みが際立ってしまうため、8度から12度程度がおすすめです。 また、オレンジワインは注いでから空気に触れさせることで酸化が進み、風味や味わいが徐々に変化していくので、食事と合わせながらゆっくりと楽しむことができます。

【今更聞けないワインの知識04】世界中で人気上昇中のオレンジワインって?

世界中で大流行し今では定着したオレンジワイン。赤、白、泡、ロゼに続く第4のワインとして注目のワインです。今回は製造方法や合う料理についてご紹介します。   オレンジワインとは? 名前からオレンジで造ったワインと思いがちですが、オレンジワインは白ワインの一種。白ブドウを果皮や種と一緒に発酵し造られたのがオレンジワイン。 オレンジワインの歴史は古く約8000年前までさかのぼります。それが最近になって認知されたのには、二つの理由があります。   オレンジワインが人気な理由 ●ナチュラルワインブーム 人気を集める理由の一つは、近年のナチュラルワインブームの影響です。ナチュラルワインは過剰な添加物を極力避け、ブドウ本来の魅力を引き出すワインのことを言います。白ワインは自然の酸化防止剤であるタンニンを持たないため、赤ワインに比べると酸化防止剤が必要になります。 しかし、オレンジワインは赤ワインと同じようにタンニンがあるため、添加を控えたワイン造りが可能。白ワインをオレンジワインとして造ることで、添加物を少なくすることができるのです。そうして添加物の少ない最新のワインとしてナチュラルワインブームに乗り、世間に認知されました。 ※オレンジワイン=ナチュラルワインではありません。   ●合う料理が多いオレンジワインは白ワインにはないタンニンと果実味、酸味やミネラル感が特徴で独特な厚みのある味わいになります。これらの特徴によって様々な料理と合うのです。 白ワインではワインの味が負け、赤ワインでは渋味が辛味と喧嘩してしまい、ワインを合わせることが難しいスパイシー料理と非常に相性が良いです。チーズやシーフード料理、和食にも合います。   オレンジワインの醸造方法 オレンジワインは、白ワイン用のブドウを赤ワインのように果皮や種と一緒に発酵させます。果皮と一緒に発酵させる過程で、タンニンや色素が抽出されることで、オレンジワイン独特の風味や色合いが生まれるのです。   オレンジワインの美味しい飲み方 オレンジワインは、冷やして飲むことが一般的ですが、冷やしすぎると渋みが際立ってしまうため、8度から12度程度がおすすめです。 また、オレンジワインは注いでから空気に触れさせることで酸化が進み、風味や味わいが徐々に変化していくので、食事と合わせながらゆっくりと楽しむことができます。

【品種紹介02】ヴィダル

【品種紹介02】ヴィダル

「ヴィダル」は白ブドウの一種で主に北米で栽培されています。フレッシュで骨格のある白ワインから、甘口のレイトハーべストワイン、アイスワインまで幅広く使用され良質なワインを生み出しています。今回はヴィダルについてご紹介します。   万能でフルーティー ソフトで口当たりは丸く果実味が豊かなヴィダルは飲みやすく上品な甘さが特徴です。 ●白ワイン(ドライ~オフドライ) ライトボディーでソフトで優しくフルーティー。甘いリンゴ、桃、レモン、花のアロマと風味。 ●アイスワイン、レイトハーべスト リッチ、甘美でエキゾチックな味わい。パイナップルやアプリコット、蜂蜜、トロピカルフルーツとキャラメルのアロマと風味。   アイスワインでは定番品種 ヴィダルは、ヨーロッパ原産のブドウ品種とアメリカ原産のブドウ品種を掛け合わせたハイブリッド品種になります。果皮が厚く耐寒性があるため、アイスワイン用の主要な品種です。   相性の良い料理 ワインの甘味は果実味を引き立て、さらなる口当たりとコクを与えてくれます。そのためヴィダルよりも甘い料理と合わせるとワインの甘さ、フルーティーさが減り、場合によっては酸味のある味にもなってしまいます。 ヴィダルから造られた白ワインやオレンジワインには、七味をたくさんかけた焼き鳥や複雑な味付けの中華料理、スパイシーカレーと合わせると綺麗に調和してくれます。   アイスワインには、リンゴ、桃、マンゴーなどのフルーツや、レモンを使ったスイーツやカスタードをクリームと使ったスイーツと合わせるといいでしょう。熟成されたクリームチーズやブルーチーズに合わせて食前酒としても楽しめます。  

【品種紹介02】ヴィダル

「ヴィダル」は白ブドウの一種で主に北米で栽培されています。フレッシュで骨格のある白ワインから、甘口のレイトハーべストワイン、アイスワインまで幅広く使用され良質なワインを生み出しています。今回はヴィダルについてご紹介します。   万能でフルーティー ソフトで口当たりは丸く果実味が豊かなヴィダルは飲みやすく上品な甘さが特徴です。 ●白ワイン(ドライ~オフドライ) ライトボディーでソフトで優しくフルーティー。甘いリンゴ、桃、レモン、花のアロマと風味。 ●アイスワイン、レイトハーべスト リッチ、甘美でエキゾチックな味わい。パイナップルやアプリコット、蜂蜜、トロピカルフルーツとキャラメルのアロマと風味。   アイスワインでは定番品種 ヴィダルは、ヨーロッパ原産のブドウ品種とアメリカ原産のブドウ品種を掛け合わせたハイブリッド品種になります。果皮が厚く耐寒性があるため、アイスワイン用の主要な品種です。   相性の良い料理 ワインの甘味は果実味を引き立て、さらなる口当たりとコクを与えてくれます。そのためヴィダルよりも甘い料理と合わせるとワインの甘さ、フルーティーさが減り、場合によっては酸味のある味にもなってしまいます。 ヴィダルから造られた白ワインやオレンジワインには、七味をたくさんかけた焼き鳥や複雑な味付けの中華料理、スパイシーカレーと合わせると綺麗に調和してくれます。   アイスワインには、リンゴ、桃、マンゴーなどのフルーツや、レモンを使ったスイーツやカスタードをクリームと使ったスイーツと合わせるといいでしょう。熟成されたクリームチーズやブルーチーズに合わせて食前酒としても楽しめます。  

ワインをプレゼントする時の選び方

ワインをプレゼントする時の選び方

秋冬は大切な方へワインをプレゼントする機会が多いのではないでしょうか?種類豊富なワインの中から相手が喜んでくれる1本を見つけ出すのは難しいと感じてしまう方。 今回は失敗しないワインギフト選びのポイントをご紹介します。   ワインギフトの選び方のコツ ワインをプレゼントする際に考えるポイントは3つ。 ●贈る相手のことを考えて選ぶ ●ラベルで選ぶ ●予算で決める この3つを意識すると選びやすいです。   贈る相手のことを考えて選ぶ ワインを選ぶ際に最も重要なポイントは「相手のことを考えて選ぶこと」です。ワインには様々な種類が存在します。そのため、相手の好みに合わせて選ぶことが大切です。相手の好みを知っていれば、それにあったものを選ぶのが一番です。 気を配ると良いポイントは「今すぐに飲んでも美味しいワインを贈る」こと。お贈りする時に「今が十分飲み頃になっているワインを選んだので、皆さまで気軽に楽しんでください」と一言添えると、好みの差はあっても、今が飲み頃というワインは誰が飲んでも大体おいしいものです。 ワインセラーで大事に取っておいて時々眺めるワインも良いですが、当店は週末やちょっとしたパーティーの時に、迷わずすぐに開けても大丈夫な「今すぐ美味しいワイン」を取り揃えています。カナダワインの特徴は日本の毎日の食事ととても相性がいいことです。和食と綺麗にマリアージュするワインですので、相手が好きな料理に合わせて選ぶのもいいでしょう。   ラベルで選ぶ フランス語でエチケットと呼ばれるワインに貼られているラベル。相手の好みがわからない場合、ラベルでワインを選ぶのもコツの一つです。可愛らしいものや目を引くものといった見た目で選ぶのも良いですが、ラベルデザインにも意味が込められていればワンランク上のギフトとなります。 幸運を呼ぶタロットカードのラベルはいかがでしょうか?   予算で決める ワインギフトだからと超高級ワインを選ぶのは避けましょう。 価格帯を決めておけば、ワイン選びの幅を絞ることができます。 5,000円以下、10,000円以下と大まかな予算を設定すると選びやすいですよ。 ●5,000円以下でおすすめのワイン気軽に飲める親しみやすい味わいのワインから、甘美で上品な味わいを堪能できるアイスワインをセレクト。   ●10,000円以下でおすすめのワインオシャレなボトルデザインで見た目も喜ばれるアイスワインや、芳醇な味わいと長い余韻を楽しむことができるワインをセレクト。     失敗しない無難なギフト 困った時は、スパークリングワインを選ぶのが無難です。価格帯、高級感、味わいともに失敗のない贈り物として喜ばれます。...

ワインをプレゼントする時の選び方

秋冬は大切な方へワインをプレゼントする機会が多いのではないでしょうか?種類豊富なワインの中から相手が喜んでくれる1本を見つけ出すのは難しいと感じてしまう方。 今回は失敗しないワインギフト選びのポイントをご紹介します。   ワインギフトの選び方のコツ ワインをプレゼントする際に考えるポイントは3つ。 ●贈る相手のことを考えて選ぶ ●ラベルで選ぶ ●予算で決める この3つを意識すると選びやすいです。   贈る相手のことを考えて選ぶ ワインを選ぶ際に最も重要なポイントは「相手のことを考えて選ぶこと」です。ワインには様々な種類が存在します。そのため、相手の好みに合わせて選ぶことが大切です。相手の好みを知っていれば、それにあったものを選ぶのが一番です。 気を配ると良いポイントは「今すぐに飲んでも美味しいワインを贈る」こと。お贈りする時に「今が十分飲み頃になっているワインを選んだので、皆さまで気軽に楽しんでください」と一言添えると、好みの差はあっても、今が飲み頃というワインは誰が飲んでも大体おいしいものです。 ワインセラーで大事に取っておいて時々眺めるワインも良いですが、当店は週末やちょっとしたパーティーの時に、迷わずすぐに開けても大丈夫な「今すぐ美味しいワイン」を取り揃えています。カナダワインの特徴は日本の毎日の食事ととても相性がいいことです。和食と綺麗にマリアージュするワインですので、相手が好きな料理に合わせて選ぶのもいいでしょう。   ラベルで選ぶ フランス語でエチケットと呼ばれるワインに貼られているラベル。相手の好みがわからない場合、ラベルでワインを選ぶのもコツの一つです。可愛らしいものや目を引くものといった見た目で選ぶのも良いですが、ラベルデザインにも意味が込められていればワンランク上のギフトとなります。 幸運を呼ぶタロットカードのラベルはいかがでしょうか?   予算で決める ワインギフトだからと超高級ワインを選ぶのは避けましょう。 価格帯を決めておけば、ワイン選びの幅を絞ることができます。 5,000円以下、10,000円以下と大まかな予算を設定すると選びやすいですよ。 ●5,000円以下でおすすめのワイン気軽に飲める親しみやすい味わいのワインから、甘美で上品な味わいを堪能できるアイスワインをセレクト。   ●10,000円以下でおすすめのワインオシャレなボトルデザインで見た目も喜ばれるアイスワインや、芳醇な味わいと長い余韻を楽しむことができるワインをセレクト。     失敗しない無難なギフト 困った時は、スパークリングワインを選ぶのが無難です。価格帯、高級感、味わいともに失敗のない贈り物として喜ばれます。...

【今更聞けないワインの知識03】スパークリングワインはシャンパンとどう違うの?

【今更聞けないワインの知識03】スパークリングワインはシャンパンとどう違うの?

記念日などお祝い時に飲まれることが多いスパークリングワイン。名前の通り発砲性のあるワインのことを言います。ワイングラスで立ち上がる美しい泡が魅力ではないでしょうか。赤・白・ロゼ、辛口・中辛口・甘口、泡が口いっぱいに広がるものから繊細で上品なものまで幅広く様々です。今回はスパークリングワインについてご紹介します。   シャンパンとどう違う? 実はシャンパンはスパークリングワインの一種。フランスのシャンパーニュ地方で、ワインの法律で定められた条件をすべて満たして造られたスパークリングワインのみシャンパンと呼ぶことができます。つまりスパークリングワインをシャンパンと呼ぶことはできないのです。国によってスパークリングの呼び名は異なり、フランスでは「ヴァン・ムスー」、イタリアでは「スプマンテ」、スペインでは「エスプモーソ」などがあります。   スパークリングワインの製造方法 スパークリングワインの製法はいくつかありカナダ・オンタリオ州では、伝統的製法とシャルマ方式の2つが最もよく使われています。   ●伝統的製法スパークリングワイン用のブドウは早摘みされることが多く、全体的に糖度が低く酸度が高い状態で収穫されます。ブドウが割れるのを防ぐため、手摘みで収穫するのが一般的。 一次発酵を終えた発泡していないワイン(スティルワイン)に酵母と糖分を加えて瓶詰めし、密閉した瓶内での二次発酵で泡を発生させます。 じっくりとワインを発酵させるため、きめ細かな泡が生まれます。時間と手間、コストもかかることから高級スパークリングに用いられるのが特徴です。   ●シャルマ方式大きなステンレスタンクに入れて密閉し、その中で二次発酵させる製法です。伝統的製法よりコストを抑えることができ、短期間で手間をかけることなく造ることが可能です。 製造過程でワインが空気に触れることがなく、フレッシュでフルーティに仕上がるのが特徴。泡のきめ細やかさや持続性は伝統的製法には劣るので、ワインを選ぶ際参考にしてみてください。   コルクを抜く時の注意点 コルクの飛び出るスピード時速50kmにも及びます。 けがの恐れがありますので、周囲に人がいないか確認してから開けるようにしましょう。 また、ガス圧でコルクが上がってきます。ワインによってはワイヤーを緩めた瞬間にコルクが飛び上がってくることがあるため、コルクの上部をしっかりと親指で押さえてください。 ワイヤーを外す場合には必ずコルクから親指が離れないようにしましょう。ワイヤーを外さなくてもコルクは抜けますので、無理にワイヤーを外す必要はありません。   スパークリングワインに適したグラス スパークリングワインを楽しむためにはフルートグラスは欠かせません。ボウル(ワインが注がれる本体部分)に手が触れないようステム(グラスの脚)が十分に⾧い、細身のフルートが最適です。細身のフルートはワインをより⾧く冷たく保ち、泡を⾧持ちさせます。  

【今更聞けないワインの知識03】スパークリングワインはシャンパンとどう違うの?

記念日などお祝い時に飲まれることが多いスパークリングワイン。名前の通り発砲性のあるワインのことを言います。ワイングラスで立ち上がる美しい泡が魅力ではないでしょうか。赤・白・ロゼ、辛口・中辛口・甘口、泡が口いっぱいに広がるものから繊細で上品なものまで幅広く様々です。今回はスパークリングワインについてご紹介します。   シャンパンとどう違う? 実はシャンパンはスパークリングワインの一種。フランスのシャンパーニュ地方で、ワインの法律で定められた条件をすべて満たして造られたスパークリングワインのみシャンパンと呼ぶことができます。つまりスパークリングワインをシャンパンと呼ぶことはできないのです。国によってスパークリングの呼び名は異なり、フランスでは「ヴァン・ムスー」、イタリアでは「スプマンテ」、スペインでは「エスプモーソ」などがあります。   スパークリングワインの製造方法 スパークリングワインの製法はいくつかありカナダ・オンタリオ州では、伝統的製法とシャルマ方式の2つが最もよく使われています。   ●伝統的製法スパークリングワイン用のブドウは早摘みされることが多く、全体的に糖度が低く酸度が高い状態で収穫されます。ブドウが割れるのを防ぐため、手摘みで収穫するのが一般的。 一次発酵を終えた発泡していないワイン(スティルワイン)に酵母と糖分を加えて瓶詰めし、密閉した瓶内での二次発酵で泡を発生させます。 じっくりとワインを発酵させるため、きめ細かな泡が生まれます。時間と手間、コストもかかることから高級スパークリングに用いられるのが特徴です。   ●シャルマ方式大きなステンレスタンクに入れて密閉し、その中で二次発酵させる製法です。伝統的製法よりコストを抑えることができ、短期間で手間をかけることなく造ることが可能です。 製造過程でワインが空気に触れることがなく、フレッシュでフルーティに仕上がるのが特徴。泡のきめ細やかさや持続性は伝統的製法には劣るので、ワインを選ぶ際参考にしてみてください。   コルクを抜く時の注意点 コルクの飛び出るスピード時速50kmにも及びます。 けがの恐れがありますので、周囲に人がいないか確認してから開けるようにしましょう。 また、ガス圧でコルクが上がってきます。ワインによってはワイヤーを緩めた瞬間にコルクが飛び上がってくることがあるため、コルクの上部をしっかりと親指で押さえてください。 ワイヤーを外す場合には必ずコルクから親指が離れないようにしましょう。ワイヤーを外さなくてもコルクは抜けますので、無理にワイヤーを外す必要はありません。   スパークリングワインに適したグラス スパークリングワインを楽しむためにはフルートグラスは欠かせません。ボウル(ワインが注がれる本体部分)に手が触れないようステム(グラスの脚)が十分に⾧い、細身のフルートが最適です。細身のフルートはワインをより⾧く冷たく保ち、泡を⾧持ちさせます。  

【品種紹介01】バコ・ノワール

【品種紹介01】バコ・ノワール

北米のみ栽培される黒ブドウ品種「バコ・ノワール」。ワイン愛飲家を唸らせる他にはない複雑味のある魅惑的なアロマで、カナダ・オンタリオ州で愛されている実力ある赤ワインです。 今回はそんな「バコ・ノワール」についてご紹介します。   北米限定の希少な品種 バコ・ノワールは主に北米で栽培され、厚い皮と深い青黒色の交配ブドウ品種です。19世紀後半にフランソワ・バコというフランスのブドウ栽培者によって生み出されました。 当店では、オンタリオ州でバコ・ノワールの先駆者「ヘンリー・オブ・ペルハム・ファミリーエステート」が生産するバコノワールを取り扱っています。 ワイン愛飲家が注目するリッチな味わい ヘンリー・オブ・ペルハム・ファミリーエステート最古の樹齢40年の木から生まれたブドウは、成熟した深い風味、構造、繊細さを備えリッチで濃厚な風味が特徴です。ベリーを思わせる果実香と共にスモーキーなアロマが折り重なり、しっかりとした酸が果実の凝縮感を引き締めます。 深い複雑味と柔らかなタンニンが全体を優しく包み、その飲みごたえのあるバコ・ノワールは「とても飲みやすい」「力強い赤ワインとしてバコ・ノワールを勧める」と地元ワイン誌で高く評価されています。 当店主催の試飲会では、「一度飲むとクセになる」と日本でも知る人ぞ知るワインと愛飲家を増やしています。2024年に開催されたサクラアワードではゴールド賞を受賞しました。   相性の良い料理 スパイシーな肉料理、トマトベースの料理や煮込みハンバーグなど、普段のお肉料理に合わせやすいです。ジビエ料理と合わせるとバコ・ノワールが持つ味わいを最大限に引き出してくれるので、お好きな方はぜひ試してみてください。 魅惑な赤ワインの虜になってみませんか?

【品種紹介01】バコ・ノワール

北米のみ栽培される黒ブドウ品種「バコ・ノワール」。ワイン愛飲家を唸らせる他にはない複雑味のある魅惑的なアロマで、カナダ・オンタリオ州で愛されている実力ある赤ワインです。 今回はそんな「バコ・ノワール」についてご紹介します。   北米限定の希少な品種 バコ・ノワールは主に北米で栽培され、厚い皮と深い青黒色の交配ブドウ品種です。19世紀後半にフランソワ・バコというフランスのブドウ栽培者によって生み出されました。 当店では、オンタリオ州でバコ・ノワールの先駆者「ヘンリー・オブ・ペルハム・ファミリーエステート」が生産するバコノワールを取り扱っています。 ワイン愛飲家が注目するリッチな味わい ヘンリー・オブ・ペルハム・ファミリーエステート最古の樹齢40年の木から生まれたブドウは、成熟した深い風味、構造、繊細さを備えリッチで濃厚な風味が特徴です。ベリーを思わせる果実香と共にスモーキーなアロマが折り重なり、しっかりとした酸が果実の凝縮感を引き締めます。 深い複雑味と柔らかなタンニンが全体を優しく包み、その飲みごたえのあるバコ・ノワールは「とても飲みやすい」「力強い赤ワインとしてバコ・ノワールを勧める」と地元ワイン誌で高く評価されています。 当店主催の試飲会では、「一度飲むとクセになる」と日本でも知る人ぞ知るワインと愛飲家を増やしています。2024年に開催されたサクラアワードではゴールド賞を受賞しました。   相性の良い料理 スパイシーな肉料理、トマトベースの料理や煮込みハンバーグなど、普段のお肉料理に合わせやすいです。ジビエ料理と合わせるとバコ・ノワールが持つ味わいを最大限に引き出してくれるので、お好きな方はぜひ試してみてください。 魅惑な赤ワインの虜になってみませんか?

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