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【今更聞けないワインの知識01】赤ワインと白ワインの違いって?

【今更聞けないワインの知識01】赤ワインと白ワインの違いって?

赤ワインと白ワインの違いをご存知ですか? 「色が違うんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 色が違うのは間違いではありませんが、赤ワインと白ワインは大きく分けてブドウの品種と製造方法が違います。今回はどう違うのかご紹介します。   そもそもワインとは? 果物から作る醸造酒のことを指しますが、一般的には「ブドウを原料とした醸造酒」をワインと呼んでいます。醸造酒とは、果物や穀物をそのまま、または糖化させた後、酵母の働きによってアルコール発酵させたもの。ワイン、ビール、紹興酒などが醸造酒です。   ブドウ品種の違い ワインはブドウから造られますが、ブドウにもたくさんの種類があります。赤ワインと白ワインは原料となるブドウの品種が違うのです。・白ワイン 白ブドウ・黒ブドウのどちらのブドウからも作ることができます。果汁だけで仕込む白ワインは、果皮の色の影響を受けません。なので赤ワインに比べ、すっきりとしたブドウのフルーティーな味わいになるのです。     ・赤ワイン赤ワインの主な原料は黒ブドウ品種です。果汁・皮・種といったブドウのすべてを使います。果皮に色素成分「アントシアニン」を含む黒ブドウを主原料にすることで、赤色のワインが仕上がります。   製造方法の違い ・白ワインは果汁のみ発酵白ブドウまたは黒ブドウを収穫したら、果皮を破きブドウの実を潰します(破砕)。 その後、果皮・種を取り除き果汁のみ取り分けます(圧搾)。この取り出した果汁だけで、アルコール発酵させたものが白ワインとなります。果皮・種を使わないのでわずかな渋味しか含まれず、酸味が高くて、シャープな味わいになります。   ・赤ワインはブドウ丸ごと発酵黒ブドウを収穫したら「破砕」した後、「圧搾」をせず果皮・種子も含めた果汁と一緒にアルコール発酵します。 果皮や種子に含まれる色や渋み(タンニン)成分から、赤ワイン独特の渋みやコクが生まれます。渋みが強ければ、飲みごたえのあるしっかりとした味わいになります。     相性のいい料理 味わいが違えば相性の良い料理は何か気になりますよね。相性の良い料理と合わせることで、それぞれのおいしさが引き立ちます。 一般的には、肉料理には赤ワインを、魚料理には白ワインなどのイメージがありますが、身近なお食事ともおいしくいただけるので、ぜひお試しください。   ・赤ワインには醤油ベースの料理照り焼きやハンバーグなどは赤ワインの渋味とぴったりです。じっくり時間をかけ旨味を詰め込んだ煮込み料理、複数の調味料を使用した複雑な味わいの料理に合わせるとより楽しみ方が広がります。   ・白ワインには素材を楽しむ料理唐揚げやとんかつなどは白ワインの酸味がぴったりです。例えばレモンを絞るように、白ワインと合わせると綺麗にペアリングします。お刺身やサラダなどの野菜に合わせても食事のスタートを彩ることができます。  ...

【今更聞けないワインの知識01】赤ワインと白ワインの違いって?

赤ワインと白ワインの違いをご存知ですか? 「色が違うんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 色が違うのは間違いではありませんが、赤ワインと白ワインは大きく分けてブドウの品種と製造方法が違います。今回はどう違うのかご紹介します。   そもそもワインとは? 果物から作る醸造酒のことを指しますが、一般的には「ブドウを原料とした醸造酒」をワインと呼んでいます。醸造酒とは、果物や穀物をそのまま、または糖化させた後、酵母の働きによってアルコール発酵させたもの。ワイン、ビール、紹興酒などが醸造酒です。   ブドウ品種の違い ワインはブドウから造られますが、ブドウにもたくさんの種類があります。赤ワインと白ワインは原料となるブドウの品種が違うのです。・白ワイン 白ブドウ・黒ブドウのどちらのブドウからも作ることができます。果汁だけで仕込む白ワインは、果皮の色の影響を受けません。なので赤ワインに比べ、すっきりとしたブドウのフルーティーな味わいになるのです。     ・赤ワイン赤ワインの主な原料は黒ブドウ品種です。果汁・皮・種といったブドウのすべてを使います。果皮に色素成分「アントシアニン」を含む黒ブドウを主原料にすることで、赤色のワインが仕上がります。   製造方法の違い ・白ワインは果汁のみ発酵白ブドウまたは黒ブドウを収穫したら、果皮を破きブドウの実を潰します(破砕)。 その後、果皮・種を取り除き果汁のみ取り分けます(圧搾)。この取り出した果汁だけで、アルコール発酵させたものが白ワインとなります。果皮・種を使わないのでわずかな渋味しか含まれず、酸味が高くて、シャープな味わいになります。   ・赤ワインはブドウ丸ごと発酵黒ブドウを収穫したら「破砕」した後、「圧搾」をせず果皮・種子も含めた果汁と一緒にアルコール発酵します。 果皮や種子に含まれる色や渋み(タンニン)成分から、赤ワイン独特の渋みやコクが生まれます。渋みが強ければ、飲みごたえのあるしっかりとした味わいになります。     相性のいい料理 味わいが違えば相性の良い料理は何か気になりますよね。相性の良い料理と合わせることで、それぞれのおいしさが引き立ちます。 一般的には、肉料理には赤ワインを、魚料理には白ワインなどのイメージがありますが、身近なお食事ともおいしくいただけるので、ぜひお試しください。   ・赤ワインには醤油ベースの料理照り焼きやハンバーグなどは赤ワインの渋味とぴったりです。じっくり時間をかけ旨味を詰め込んだ煮込み料理、複数の調味料を使用した複雑な味わいの料理に合わせるとより楽しみ方が広がります。   ・白ワインには素材を楽しむ料理唐揚げやとんかつなどは白ワインの酸味がぴったりです。例えばレモンを絞るように、白ワインと合わせると綺麗にペアリングします。お刺身やサラダなどの野菜に合わせても食事のスタートを彩ることができます。  ...

サクラアワード受賞ワイン

サクラアワード受賞ワイン

日本の女性が審査する国際的なワインコンペティション「サクラアワード」 ソムリエール、醸造家、ジャーナリスト、インポーター、販売員など、第一線で活躍するプロフェッショナルな女性たちがブラインドテストで厳格に美味しいワインを選出しています。 第11回目を迎える2024年サクラアワードでは、当店が取り扱うカナダワインが多数受賞しました。 大切な方へのギフトやご褒美タイム、乾杯でのシーンにいかがですか?   グランプリ・ダイヤモンドトロフィー2冠受賞 ●アイスワイン「リースリング」「リースリングの郷」と呼ばれるほど、素晴らしいテロワールで造られるリースリングが有名なワイナリー「ヘンリーオブペルハム ファミリーエステート」で造られたアイスワイン。2016年カナダワインアワード・アイスワイン部門ではプラチナムを受賞しています。ミネラル感、柑橘系ニュアンスの中に、トロピカルフルーツのような味わい。複雑かつ純粋な味わいと香りが特徴的なワインです。 ダブルゴールド受賞 ●アイスワイン「ヴィダル」カナダのアイスワインの中でも、最も歴史あるヴィダルで造られたアイスワイン。爽やかな酸味と新鮮なトロピカルフルーツ、ハチミツ、ピーチの香りや味わいが口いっぱいに広がります。 ●デザートワイン「カベルネセレクトレイトハーベスト」エステートワイナリーとしてアイスワインの生産量No.1に輝く「ピリテリーエステートワイナリー」が造るセレクトレイトハーベストワイン。イチゴやラズベリーやカシスの風味。濃厚な甘さとフレッシュな酸味が特徴的です。赤ワインや甘口ワインが好きな方におすすめ。 ゴールド受賞 ●赤ワイン「バコノワール」当店リピート率No.1。主に北米で栽培されるバコノワールで造られた赤ワインです。ベリーを思わせる果実香と共にスモーキーなアロマがクセになる味わい。一口飲めば次もまた飲みたくなる、試飲会でも人気のワインです。 ●白ワイン 「リースリング」フルーティーな爽快感と口の中に残るわずかな甘さのバランスがよく調和された辛口ワイン。お好みのフルーツと炭酸を入れてサングリアとしてもおすすめです◎   ●スパークリングワイン「リースリング」オンタリオ湖畔に位置し、昼夜の寒暖差がよいブドウを造り出している「ライフエステートワイナリー」。かすかな花の香りとともにミネラルと柑橘系の香りが漂います。 レモンやライムのエレガントで心地よい風味が、爽やかさを感じさせる味わい。食事のスタートを彩るのに最適なスパークリングワインです。 ●ヴァインランド「ロゼワイン」白ブドウと赤ブドウをブレンドしたロゼワイン。フレッシュなベリー系の味わいで、まろやかな甘味と食欲をそそる酸味が日本食の出汁と綺麗にペアリングします。果実感たっぷりでリフレッシュしたい夏に飲みたいロゼワイン。   サクラアワード受賞ワインをすべて見る

サクラアワード受賞ワイン

日本の女性が審査する国際的なワインコンペティション「サクラアワード」 ソムリエール、醸造家、ジャーナリスト、インポーター、販売員など、第一線で活躍するプロフェッショナルな女性たちがブラインドテストで厳格に美味しいワインを選出しています。 第11回目を迎える2024年サクラアワードでは、当店が取り扱うカナダワインが多数受賞しました。 大切な方へのギフトやご褒美タイム、乾杯でのシーンにいかがですか?   グランプリ・ダイヤモンドトロフィー2冠受賞 ●アイスワイン「リースリング」「リースリングの郷」と呼ばれるほど、素晴らしいテロワールで造られるリースリングが有名なワイナリー「ヘンリーオブペルハム ファミリーエステート」で造られたアイスワイン。2016年カナダワインアワード・アイスワイン部門ではプラチナムを受賞しています。ミネラル感、柑橘系ニュアンスの中に、トロピカルフルーツのような味わい。複雑かつ純粋な味わいと香りが特徴的なワインです。 ダブルゴールド受賞 ●アイスワイン「ヴィダル」カナダのアイスワインの中でも、最も歴史あるヴィダルで造られたアイスワイン。爽やかな酸味と新鮮なトロピカルフルーツ、ハチミツ、ピーチの香りや味わいが口いっぱいに広がります。 ●デザートワイン「カベルネセレクトレイトハーベスト」エステートワイナリーとしてアイスワインの生産量No.1に輝く「ピリテリーエステートワイナリー」が造るセレクトレイトハーベストワイン。イチゴやラズベリーやカシスの風味。濃厚な甘さとフレッシュな酸味が特徴的です。赤ワインや甘口ワインが好きな方におすすめ。 ゴールド受賞 ●赤ワイン「バコノワール」当店リピート率No.1。主に北米で栽培されるバコノワールで造られた赤ワインです。ベリーを思わせる果実香と共にスモーキーなアロマがクセになる味わい。一口飲めば次もまた飲みたくなる、試飲会でも人気のワインです。 ●白ワイン 「リースリング」フルーティーな爽快感と口の中に残るわずかな甘さのバランスがよく調和された辛口ワイン。お好みのフルーツと炭酸を入れてサングリアとしてもおすすめです◎   ●スパークリングワイン「リースリング」オンタリオ湖畔に位置し、昼夜の寒暖差がよいブドウを造り出している「ライフエステートワイナリー」。かすかな花の香りとともにミネラルと柑橘系の香りが漂います。 レモンやライムのエレガントで心地よい風味が、爽やかさを感じさせる味わい。食事のスタートを彩るのに最適なスパークリングワインです。 ●ヴァインランド「ロゼワイン」白ブドウと赤ブドウをブレンドしたロゼワイン。フレッシュなベリー系の味わいで、まろやかな甘味と食欲をそそる酸味が日本食の出汁と綺麗にペアリングします。果実感たっぷりでリフレッシュしたい夏に飲みたいロゼワイン。   サクラアワード受賞ワインをすべて見る

スッキリ甘い。デザートワイン「レイトハーベストワイン」

スッキリ甘い。デザートワイン「レイトハーベストワイン」

カナダの大自然の恩恵を受けた贅沢なデザートワイン「レイトハーベストワイン」 。レイトハーベストとは名前の通り、通常の収穫時期から遅れて収穫したブドウから造られた甘口ワインのこと。 秋風に包まれたブドウ園で、宝石のようなブドウが氷点下で収穫されて造られました。その果実から滴る甘さは、まさに魔法。ハチミツのような甘さとブドウの果実味が口いっぱいに広がります。 デザートワインが初めての方や甘口ワインがお好きな方におすすめです。   糖度が高まり豊かな甘みに 通常のブドウは8月から10月にかけて収穫されるのに対し、レイトハーベストは10月から12月にかけて収穫されます。レイトハーベストワインの特徴の一つは、ブドウが霜によって凍ること。凍結によりブドウの細胞が破裂し、糖分や風味が濃縮されます。この凍結がワインに豊かな風味をもたらします。マイナス8℃以下でしっかりと凍ったブドウのみに限定されるアイスワインとは違い、気温の定めがないため生産リスクが少ないのです。   アイスワインよりスッキリ飲みやすい 収穫時期を遅くすることでブドウの糖度が高まります。糖度は30度~34度で十分な甘さを楽しめます。アイスワインに対し適度な甘さを持つため、食事との調和を楽しむのに理想的です。   ブドウ品種 レイトハーベストワインにも赤か白か選べます。レイトハーベストワインに使われるブドウは大きくわけて、主にヴィダル、リースリング、カベルネフランの3種類になります。 ●ヴィダル 主にカナダで栽培されている品種。アップルマンゴーなどのトロピカルフルーツや、ハチミツの味わい。果皮が厚く耐寒性が強いのでデザートワインに適しています。 ●リースリング カナダ・ドイツで定番の品種。酸味と甘味のバランスが良く、青リンゴやシトラスような味わい。スッキリとした甘さで白ワインがお好きな方におすすめです。 ●カベルネ・フラン 赤ワインでは人気の品種。イチゴのように赤くベリーやチェリーなどの風味。イチゴジャムのような濃厚な甘さが特徴。赤ワインや甘口ワインがお好きな方におすすめです。 カナダの冬を告げる魔法の一杯を体験してみませんか?   美味しい飲み方と保存方法 冷蔵庫でよく冷やして 香りも含めて適切な温度は3~8℃前後。冷蔵庫で3時間よく冷やしてから、小ぶりのグラスで少量づつお召し上がりください。   コルクの抜き方 コルクのロウを剥がさず、コルクスクリューを中央に差し込み、ハンドルを時計回りに回していきます。 少しずつコルクが上がってくるのでそのまま回し続け、コルクを抜きます。   開栓後7日間保存可能...

スッキリ甘い。デザートワイン「レイトハーベストワイン」

カナダの大自然の恩恵を受けた贅沢なデザートワイン「レイトハーベストワイン」 。レイトハーベストとは名前の通り、通常の収穫時期から遅れて収穫したブドウから造られた甘口ワインのこと。 秋風に包まれたブドウ園で、宝石のようなブドウが氷点下で収穫されて造られました。その果実から滴る甘さは、まさに魔法。ハチミツのような甘さとブドウの果実味が口いっぱいに広がります。 デザートワインが初めての方や甘口ワインがお好きな方におすすめです。   糖度が高まり豊かな甘みに 通常のブドウは8月から10月にかけて収穫されるのに対し、レイトハーベストは10月から12月にかけて収穫されます。レイトハーベストワインの特徴の一つは、ブドウが霜によって凍ること。凍結によりブドウの細胞が破裂し、糖分や風味が濃縮されます。この凍結がワインに豊かな風味をもたらします。マイナス8℃以下でしっかりと凍ったブドウのみに限定されるアイスワインとは違い、気温の定めがないため生産リスクが少ないのです。   アイスワインよりスッキリ飲みやすい 収穫時期を遅くすることでブドウの糖度が高まります。糖度は30度~34度で十分な甘さを楽しめます。アイスワインに対し適度な甘さを持つため、食事との調和を楽しむのに理想的です。   ブドウ品種 レイトハーベストワインにも赤か白か選べます。レイトハーベストワインに使われるブドウは大きくわけて、主にヴィダル、リースリング、カベルネフランの3種類になります。 ●ヴィダル 主にカナダで栽培されている品種。アップルマンゴーなどのトロピカルフルーツや、ハチミツの味わい。果皮が厚く耐寒性が強いのでデザートワインに適しています。 ●リースリング カナダ・ドイツで定番の品種。酸味と甘味のバランスが良く、青リンゴやシトラスような味わい。スッキリとした甘さで白ワインがお好きな方におすすめです。 ●カベルネ・フラン 赤ワインでは人気の品種。イチゴのように赤くベリーやチェリーなどの風味。イチゴジャムのような濃厚な甘さが特徴。赤ワインや甘口ワインがお好きな方におすすめです。 カナダの冬を告げる魔法の一杯を体験してみませんか?   美味しい飲み方と保存方法 冷蔵庫でよく冷やして 香りも含めて適切な温度は3~8℃前後。冷蔵庫で3時間よく冷やしてから、小ぶりのグラスで少量づつお召し上がりください。   コルクの抜き方 コルクのロウを剥がさず、コルクスクリューを中央に差し込み、ハンドルを時計回りに回していきます。 少しずつコルクが上がってくるのでそのまま回し続け、コルクを抜きます。   開栓後7日間保存可能...

カナダワインの魅力

カナダワインの魅力

カナダワインって? ワインといえば、イタリア、フランスと思う方がほとんどではないでしょうか。カナダワインは自国消費が8割なため国外へはほとんど流通しておらず、日本では馴染みがありません。オンタリオ州のワイナリーは他国のワイン産地にも劣らない近年国際的に高い評価を受ける高品質なワインを生産しており、2024年「サクラアワード」では多数受賞し日本の女性たちに認められました。カナダ・オンタリオ州はワイン生産に最適な環境で現在は、次世代のワインを形作り、より持続可能で活気に満ちたワイン産業を誇っているのです。そんなカナダワインの魅力をご紹介します。   バランスの取れた味わい ブドウの生育にいいテロワールに恵まれ、白ワインはミネラルが豊富な味わいに、赤ワインはタンニンが穏やかでフルーティーに仕上がり、一口飲むとその味わいに感動するのがカナダワインの魅力といえます。   冷涼な気候のワイン産地 オンタリオ州は実はアメリカ・ナパよりも緯度が低く、温暖化の影響でワイン造りの中心地になりつつあります。寒いイメージのカナダですが、夏は40度近くまで気温が上がり日照時間が長く、ブドウがよく熟し糖度が高く濃厚なブドウになるのです。しかし夜は17度ぐらいまで下がり基本的には冷涼と呼ばれます。涼しい気候のワインは暑い地域のワインよりも香りがよく酸味が強いため、爽快感がありバランスの取れた味わいになります。ドイツやイタリアからの醸造家が独自のワイン製法を持って移住するほど、ブドウの生育環境に恵まれているのです。   世界で類のないテロワール オンタリオ湖、エリー湖、ヒューロン湖の3つの五大湖の近くにあるオンタリオ州。大陸性気候により、比較的気候が安定しヴィンテージによる差がうまれません。ブドウにとって快適な気候となるのです。また、オンタリオ州の土壌は海底からの石灰岩が集中しているため、水はけの良い地形がブドウに栄養とミネラルをもたらします。太陽、地形、土壌全てが揃う唯一の場所がカナダ・オンタリオ州なのです。 白ワインはミネラルが豊富な味わいに、赤ワインはタンニンが穏やかでフルーティーに仕上がり、一口飲むとその味わいに感動するのがカナダワインの魅力です。   特選ブドウ品種   オンタリオ州独特のテロワールは、冷涼な気候の地域で優れた品質を誇るブドウに最もよく表れています。50以上の国際品種、北米ならではの冬に強い北米種をかけ合わせた10のハイブリッド種、なんといっても厳冬を利用した世界最高峰のデザートワインであるアイスワインやレイトハーベストワインを生み出しています。 赤ではカベルネフランやピノノワール、メルローが多く栽培。欧州と北米品種のハイブリッドで生まれた「バコノワール」は人気商品の1つです。白ではシャルドネやソーヴィニヨンブランが多く栽培され、当店ではリースリングが人気です。   徹底した品質管理 オンタリオ州にはVQAと呼ばれるワインの品質管理認定があります。VQAは世界的にも厳しいとされるワイン法です。ワインボトルにVQAオンタリオと原産地呼称名が記載されていれば、そのワインは厳格な品質保証およびラベルの完全性プログラムに合格しており、全てオンタリオで栽培されたブドウから造られていることが保証されています。   地球環境に優しいワイン造り 地球環境問題を考え、2007年オンタリオのVQAワインおよびブドウ産業のための業界主導の持続可能性プログラム「Sustainable Winegrowing Ontario」を確立しました。このプログラムは、持続可能な3つの中核となる「環境」「経済」「コミュニティ」を軸に構築されています。   日本料理と最高のペアリング そして何より、カナダワインは日本食と相性が抜群。カナダのブドウは日照時間が長く、ブドウがよく熟すことで糖度が高くなるため、香りがよく果実味溢れるワインを造り出し、醤油、みりん、砂糖、酒や出汁で作られるはんなりとした日本食とよく合うのです。

カナダワインの魅力

カナダワインって? ワインといえば、イタリア、フランスと思う方がほとんどではないでしょうか。カナダワインは自国消費が8割なため国外へはほとんど流通しておらず、日本では馴染みがありません。オンタリオ州のワイナリーは他国のワイン産地にも劣らない近年国際的に高い評価を受ける高品質なワインを生産しており、2024年「サクラアワード」では多数受賞し日本の女性たちに認められました。カナダ・オンタリオ州はワイン生産に最適な環境で現在は、次世代のワインを形作り、より持続可能で活気に満ちたワイン産業を誇っているのです。そんなカナダワインの魅力をご紹介します。   バランスの取れた味わい ブドウの生育にいいテロワールに恵まれ、白ワインはミネラルが豊富な味わいに、赤ワインはタンニンが穏やかでフルーティーに仕上がり、一口飲むとその味わいに感動するのがカナダワインの魅力といえます。   冷涼な気候のワイン産地 オンタリオ州は実はアメリカ・ナパよりも緯度が低く、温暖化の影響でワイン造りの中心地になりつつあります。寒いイメージのカナダですが、夏は40度近くまで気温が上がり日照時間が長く、ブドウがよく熟し糖度が高く濃厚なブドウになるのです。しかし夜は17度ぐらいまで下がり基本的には冷涼と呼ばれます。涼しい気候のワインは暑い地域のワインよりも香りがよく酸味が強いため、爽快感がありバランスの取れた味わいになります。ドイツやイタリアからの醸造家が独自のワイン製法を持って移住するほど、ブドウの生育環境に恵まれているのです。   世界で類のないテロワール オンタリオ湖、エリー湖、ヒューロン湖の3つの五大湖の近くにあるオンタリオ州。大陸性気候により、比較的気候が安定しヴィンテージによる差がうまれません。ブドウにとって快適な気候となるのです。また、オンタリオ州の土壌は海底からの石灰岩が集中しているため、水はけの良い地形がブドウに栄養とミネラルをもたらします。太陽、地形、土壌全てが揃う唯一の場所がカナダ・オンタリオ州なのです。 白ワインはミネラルが豊富な味わいに、赤ワインはタンニンが穏やかでフルーティーに仕上がり、一口飲むとその味わいに感動するのがカナダワインの魅力です。   特選ブドウ品種   オンタリオ州独特のテロワールは、冷涼な気候の地域で優れた品質を誇るブドウに最もよく表れています。50以上の国際品種、北米ならではの冬に強い北米種をかけ合わせた10のハイブリッド種、なんといっても厳冬を利用した世界最高峰のデザートワインであるアイスワインやレイトハーベストワインを生み出しています。 赤ではカベルネフランやピノノワール、メルローが多く栽培。欧州と北米品種のハイブリッドで生まれた「バコノワール」は人気商品の1つです。白ではシャルドネやソーヴィニヨンブランが多く栽培され、当店ではリースリングが人気です。   徹底した品質管理 オンタリオ州にはVQAと呼ばれるワインの品質管理認定があります。VQAは世界的にも厳しいとされるワイン法です。ワインボトルにVQAオンタリオと原産地呼称名が記載されていれば、そのワインは厳格な品質保証およびラベルの完全性プログラムに合格しており、全てオンタリオで栽培されたブドウから造られていることが保証されています。   地球環境に優しいワイン造り 地球環境問題を考え、2007年オンタリオのVQAワインおよびブドウ産業のための業界主導の持続可能性プログラム「Sustainable Winegrowing Ontario」を確立しました。このプログラムは、持続可能な3つの中核となる「環境」「経済」「コミュニティ」を軸に構築されています。   日本料理と最高のペアリング そして何より、カナダワインは日本食と相性が抜群。カナダのブドウは日照時間が長く、ブドウがよく熟すことで糖度が高くなるため、香りがよく果実味溢れるワインを造り出し、醤油、みりん、砂糖、酒や出汁で作られるはんなりとした日本食とよく合うのです。

アイスワインの保存方法と美味しい飲み方

アイスワインの保存方法と美味しい飲み方

冷蔵庫でよく冷やして 香りも含めて適切な温度は3~8℃前後。冷蔵庫で3時間よく冷やしてから、小ぶりのグラスで少量づつお召し上がりください。   コルクの抜き方 コルクのロウを剥がさず、コルクスクリューを中央に差し込み、ハンドルを時計回りに回していきます。 少しずつコルクが上がってくるのでそのまま回し続け、コルクを抜きます。   開栓後7日間保存可能 アイスワインは糖度が高いため抜栓後も長持ちします。飲み残した場合は、コルクを戻し冷蔵庫で立てて保存してください。7日前後は美味しくいただけます。   未開封アイスワインの保存期間 できるだけ涼しく温度差の少ない暗い場所(シンク下など)での保存が望ましいです。 50ml ---------------------------------- 6ヶ月以内 200ml、375ml --------------------- 10年以内 を目安に開封し召し上がっていただくことを推奨しています。 おすすめアレンジ オリジナルカクテルに ソーダやスパークリングワインで割って、お好みのフルーツを添えるだけ。見た目もおしゃれで鮮やかに。おうちでバー気分。   バニラアイスにかけて バニラアイスに少量のアイスワインをかけると、いつものバニラアイスが上品な味わいに。贅沢な大人のデザートとして楽しめます。   コーヒーや紅茶に コーヒーや紅茶に数滴入れると、香り豊かなスペシャルドリンクが完成。   パウンドケーキ作りに ケーキと一緒にいただくアイスワインも美味しいですが、バニラエッセンスの代わりにアイスワインを混ぜて焼くのもおすすめです。...

アイスワインの保存方法と美味しい飲み方

冷蔵庫でよく冷やして 香りも含めて適切な温度は3~8℃前後。冷蔵庫で3時間よく冷やしてから、小ぶりのグラスで少量づつお召し上がりください。   コルクの抜き方 コルクのロウを剥がさず、コルクスクリューを中央に差し込み、ハンドルを時計回りに回していきます。 少しずつコルクが上がってくるのでそのまま回し続け、コルクを抜きます。   開栓後7日間保存可能 アイスワインは糖度が高いため抜栓後も長持ちします。飲み残した場合は、コルクを戻し冷蔵庫で立てて保存してください。7日前後は美味しくいただけます。   未開封アイスワインの保存期間 できるだけ涼しく温度差の少ない暗い場所(シンク下など)での保存が望ましいです。 50ml ---------------------------------- 6ヶ月以内 200ml、375ml --------------------- 10年以内 を目安に開封し召し上がっていただくことを推奨しています。 おすすめアレンジ オリジナルカクテルに ソーダやスパークリングワインで割って、お好みのフルーツを添えるだけ。見た目もおしゃれで鮮やかに。おうちでバー気分。   バニラアイスにかけて バニラアイスに少量のアイスワインをかけると、いつものバニラアイスが上品な味わいに。贅沢な大人のデザートとして楽しめます。   コーヒーや紅茶に コーヒーや紅茶に数滴入れると、香り豊かなスペシャルドリンクが完成。   パウンドケーキ作りに ケーキと一緒にいただくアイスワインも美味しいですが、バニラエッセンスの代わりにアイスワインを混ぜて焼くのもおすすめです。...

アイスワインとはどんなワイン?

アイスワインとはどんなワイン?

偶然と自然が生んだ奇跡 カナダといえばアイスワインはよく聞くけど、アイスワインって凍らせたワイン?と思う方もいるかもしれません。アイスワインとは、自然に凍ったブドウを原料に造られる甘口なワインのことです。豊かな風味と上品な甘さが魅力で、ワインが苦手な方でもデザートワインとして楽しまれています。1794年、ドイツ・フランコニア地方にある修道院のブドウ畑がとてつもない寒波に襲われました。凍結したブドウを捨てずにワインを造ってみたところ、とても甘味の強い芳醇な香りのワインが仕上がったのです。予想外の寒波がなければ生まれなかったこのワインは「奇跡のワイン」と呼ばれています。この偶然からアイスワインが造られるようになり、当時アイスワインは貴族だけが飲める希少品でした。     アイスワインの希少さと甘さのヒミツ マイナス8℃で収穫すぐに圧搾 アイスワインに使用するブドウは、樹につけたまま完熟されるため、9月頃の収穫期になっても摘まずに寒くなるのを待ちます。そのため、鳥類や昆虫、もぐらの被害が多く、多くの農場が収穫減を余儀なくされます。 ブドウが凍るには気温がマイナス8℃以下になる必要があり、ブドウが凍結したら真冬の早朝に一気に収穫、凍ったまま搾汁します。 わずかスプーン1杯程度 凍ったブドウ一房から搾れる果汁は、わずかティースプーン1杯程度。通常のブドウに比べ、10分の1から20分の1程度しか水分が出ません。普通のワインよりも約10~20倍以上のブドウが必要となります。 糖度は35度以上さらに果汁の最低糖度が35度以上でないとアイスワインと認められず、世界的にも厳しい基準が定められています。     アイスワインを名乗れるのは世界で3ヶ国のみ アイスワインの生産が正式に行える国は、ドイツ、オーストリア、そしてカナダの3ヶ国のみ。現在カナダはアイスワインを造るうえで最も適したテロワール(環境)を有しているため、世界最大のアイスワイン生産国です。 過酷な労働下で生産量は少ないため、非常に貴重なアイスワイン。その貴重な果汁を丁寧に醗酵して造られたワインは、酸味と甘味のバランスが絶妙で完熟したブドウを口に含んだような贅沢な味わいになるのです。   アイスワインの選び方 ◆品種で選ぶ アイスワインにも赤か白か選べます。一般的に白ブドウから造られることが多いため、赤ブドウで造られるアイスワインはとても希少です。赤と白をブレンドしたアイスワインもあり、飲み比べを楽しむこともできます。 カナダのアイスワインに使われるブドウは大きくわけて、ヴィダル、リースリング、カベルネフランの3種類が主になります。 ・ヴィダル主にカナダで栽培されている品種。アップルマンゴーなどのトロピカルフルーツや、ハチミツの味わい。果皮が厚く耐寒性が強いのでアイスワインに適しています。 ・リースリングカナダ・ドイツで定番の品種。酸味と甘味のバランスが良く、青リンゴやシトラスような味わい。スッキリとした甘さで白ワインがお好きな方におすすめです。 ・カベルネ・フラン赤ワインでは人気の品種。イチゴのように赤くベリーやチェリーなどの風味。イチゴジャムのような濃厚な甘さが特徴。赤ワインや甘口ワインがお好きな方におすすめです。   アイスワインの美味しい飲み方

アイスワインとはどんなワイン?

偶然と自然が生んだ奇跡 カナダといえばアイスワインはよく聞くけど、アイスワインって凍らせたワイン?と思う方もいるかもしれません。アイスワインとは、自然に凍ったブドウを原料に造られる甘口なワインのことです。豊かな風味と上品な甘さが魅力で、ワインが苦手な方でもデザートワインとして楽しまれています。1794年、ドイツ・フランコニア地方にある修道院のブドウ畑がとてつもない寒波に襲われました。凍結したブドウを捨てずにワインを造ってみたところ、とても甘味の強い芳醇な香りのワインが仕上がったのです。予想外の寒波がなければ生まれなかったこのワインは「奇跡のワイン」と呼ばれています。この偶然からアイスワインが造られるようになり、当時アイスワインは貴族だけが飲める希少品でした。     アイスワインの希少さと甘さのヒミツ マイナス8℃で収穫すぐに圧搾 アイスワインに使用するブドウは、樹につけたまま完熟されるため、9月頃の収穫期になっても摘まずに寒くなるのを待ちます。そのため、鳥類や昆虫、もぐらの被害が多く、多くの農場が収穫減を余儀なくされます。 ブドウが凍るには気温がマイナス8℃以下になる必要があり、ブドウが凍結したら真冬の早朝に一気に収穫、凍ったまま搾汁します。 わずかスプーン1杯程度 凍ったブドウ一房から搾れる果汁は、わずかティースプーン1杯程度。通常のブドウに比べ、10分の1から20分の1程度しか水分が出ません。普通のワインよりも約10~20倍以上のブドウが必要となります。 糖度は35度以上さらに果汁の最低糖度が35度以上でないとアイスワインと認められず、世界的にも厳しい基準が定められています。     アイスワインを名乗れるのは世界で3ヶ国のみ アイスワインの生産が正式に行える国は、ドイツ、オーストリア、そしてカナダの3ヶ国のみ。現在カナダはアイスワインを造るうえで最も適したテロワール(環境)を有しているため、世界最大のアイスワイン生産国です。 過酷な労働下で生産量は少ないため、非常に貴重なアイスワイン。その貴重な果汁を丁寧に醗酵して造られたワインは、酸味と甘味のバランスが絶妙で完熟したブドウを口に含んだような贅沢な味わいになるのです。   アイスワインの選び方 ◆品種で選ぶ アイスワインにも赤か白か選べます。一般的に白ブドウから造られることが多いため、赤ブドウで造られるアイスワインはとても希少です。赤と白をブレンドしたアイスワインもあり、飲み比べを楽しむこともできます。 カナダのアイスワインに使われるブドウは大きくわけて、ヴィダル、リースリング、カベルネフランの3種類が主になります。 ・ヴィダル主にカナダで栽培されている品種。アップルマンゴーなどのトロピカルフルーツや、ハチミツの味わい。果皮が厚く耐寒性が強いのでアイスワインに適しています。 ・リースリングカナダ・ドイツで定番の品種。酸味と甘味のバランスが良く、青リンゴやシトラスような味わい。スッキリとした甘さで白ワインがお好きな方におすすめです。 ・カベルネ・フラン赤ワインでは人気の品種。イチゴのように赤くベリーやチェリーなどの風味。イチゴジャムのような濃厚な甘さが特徴。赤ワインや甘口ワインがお好きな方におすすめです。   アイスワインの美味しい飲み方

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